100体のアップサイクルオブジェで魅せる“素材の再発見”

-内装サンプルをアートに変える、循環型オフィスディスプレイの新提案-

|株式会社船場 本社オフィス|

オフィスの棚に眠る「内装サンプル」―その多くは役目を終え、廃棄されていきます。しかし、その一つ一つに創造性を与えたら、空間はどう変わるでしょうか?株式会社船場 本社オフィスでは、リノベーションに伴い「サステナブルでクリエイティブな棚演出」が求められました。インクロッチェは、内装サンプルを主素材として再構成した100体のアップサイクルオブジェを提案し、働く人の創造力を刺激するオフィスディスプレイを実現しました。

物件概要

物件名|株式会社船場 本社オフィス

場所|東京都港区

クライアント|株式会社船場(エシカルデザイン事業本部)

デザイン|インクロッチェ株式会社

ディスプレイ|インクロッチェ株式会社

依頼内容|アップサイクルオブジェの企画/制作/施工

担当エリア|ワークスペース内 棚一面

施工箇所|約100ヶ所の展示棚一帯

施工期間|2022年

物件詳細

詳細と空間コンセプト

オフィスリニューアルにあたっての設計コンセプトは「循環と創造」。

社内で日々使用されてきたカタログ・サンプルを主役に据え、アップサイクルをテーマとしたアートのディスプレイで“使い切る美学”と“素材再発見”を表現することが目標とされました。


インテリアコンセプトにおける課題

  • 保管されていたファブリック・木材・タイル・電材などのサンプルを再活用すること

  • 陳列ではなく「見る人の創造力を刺激するオブジェ」として成立させること

  • サステナブル視点を持ちながら、インテリアとしての完成度を担保する構成


提案内容

内装サンプルの用途や素材感に応じて100体のオブジェを4つのテーマに分類し、それぞれのコンセプトに基づいた造形を展開しました。

LIFESTYLE(ライフスタイル):暮らしの中にある遊び心を、廃材でミニチュア的に表現

ANIMAL(アニマル):木材や布で魚・キリン・猫など動物をモチーフにアート化

ART(アート):電線・金物・ガラス片を構成要素に抽象作品を構築

ELECTRIC(エレクトリック):マウス・基板・コード類を分解再構成し、デジタル未来を暗示


実施・施工の詳細

使用素材:ファブリックサンプル/フローリング材/モザイクタイル/照明部材/配線コード/木材端材など

制作体制:各テーマごとにパーツを分類、社内で1体ずつハンドメイドで制作

展示方式:オフィス棚全体を「アップサイクルミュージアム」に見立て、グルーピング配置+解説ラベル付与

成果と反響

  • 社内スタッフからは「見るたびに発見がある」「廃材がアートになるのが面白い」との声

  • クライアント内でもエシカル事業本部のプロジェクトとして注目され、社外からの見学依頼もあり

  • 「100体のアップサイクル事例」として他施設への横展開の可能性も


「世界観 × 集客力」の空間づくり、
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本物素材とアップサイクルで空間の個性を引き出す
インクロッチェは、商業施設・オフィス・公共空間など多様な現場で、空間演出をご提案しています。同様の空間ブランディングをご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。


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