公園のように居心地のいいショールーム
-木の温もりと暮らしの未来をつなぐリフォームショールーム-
|サンキョウハウジング福山|












リフォーム市場が拡大するなかで、住宅メーカーが抱える悩みのひとつが「ショールームの個性の無さ」。住設機器を並べただけの空間では、来場者の記憶に残らず、成約率の低下にも繋がりかねません。サンキョウハウジングでは、リフォーム専門の新拠点を立ち上げるにあたり、「本当の暮らし+αを想像させるショールーム空間」が求められました。インクロッチェは、空間そのものが提案になるような“公園型ショールーム”を計画。 実際の暮らしに近い距離感で、来場者の心に残る空間演出を実現しました。
物件概要
物件名|サンキョウハウジング リフォームショールーム
場所|広島県福山市
クライアント|サンキョウハウジング株式会社
デザイン|インクロッチェ株式会社
ディスプレイ|インクロッチェ株式会社
依頼内容|内装リノベーション/空間デザイン/ゾーニング計画
担当エリア|店舗内/外部ウッドデッキ
施工箇所|店舗内装全体(キッチン展示・商談スペース・デッキ)
施工期間|2016年
物件詳細
詳細と空間コンセプト
物件は、元々うどん屋だった建物を改装したもの。サンキョウハウジングのリフォーム事業部の拠点として、“相談しやすさ”と“暮らしのリアリティ”を両立した空間が求められました。インクロッチェが掲げた空間テーマは、「公園=パーク」。木々に囲まれた気持ちよさ、日常と非日常が交わるような解放感をショールームに落とし込みました。
インテリアコンセプトにおける課題
「見せるため」だけではなく、「暮らしの豊かさを感じる場」にしたい
ショールームであると同時に、商談がしやすい安心感も必要
建物が元飲食店であり、動線や間取りに制約がある状態からのスタート
複数の用途(カフェ・商談・展示)を一つの空間で叶える複合的なプラン
提案内容
提案の起点は「カフェのようにくつろげるショールーム」。 以下のゾーンで空間を構成しました。
入口〜カウンター: カフェ空間として設計。実際にはシステムキッチンを展示しながら、コーヒーが飲めるような演出に
商談スペース: 公園の木陰をイメージしたテーブル席で、自然光を取り込んだ開放感ある設え
展示スペース: 住宅機器や素材展示を左手側に集約し、機能と導線の両立を実現
外部ウッドデッキ: 室内とつながる“もうひとつの暮らし空間”として、外との連続性を演出
実施・施工の詳細
素材選定: 無垢材をベースに、木の温もりが感じられる設計に統一
内装構成: キッチンや棚は展示機器でありながら、生活感ある演出で展示らしさを軽減
外部設計: 大開口の窓を設け、ウッドデッキへ自然につながる設計。植栽は控えめに、木の質感を主役に
全体の色調・素材感・レイアウト:「自然」「柔らかさ」「親近感」を意識
成果と反響
お客様からは「相談しやすい」「長居したくなる」といった声が多く寄せられ、商談時間の増加につながったと好評
空間全体が「公園のように気持ちよく過ごせる」と、地域の設計士や建材業者からも紹介先として評価
外部デッキやカフェ設えが特に支持され、後のプロジェクトでも「公園のような空間づくり」の要望が増加
「世界観 × 集客力」の空間づくり、
はじめてみませんか?
本物素材とアップサイクルで空間の個性を引き出す
インクロッチェは、商業施設・オフィス・公共空間など多様な現場で、空間演出をご提案しています。同様の空間ブランディングをご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。