詳細と空間コンセプト

本プロジェクトは、東京・八重洲に位置する関電不動産開発の首都圏事業本部オフィス内。

内装デザイン自体はシンプルで落ち着きのある空間がベースにあり、そこにディスプレイで程よい華やかさと、スタッフが気軽にくつろげるリラックス感をプラスすることが求められました。

インテリアコンセプトにおける課題

• シンプルすぎて少し無機質な印象があるため、軽やかなアクセントを取り入れたい

• 部署や用途の異なる複数ルームで、それぞれの使い方に合った演出がほしい

• オフィス空間であるため過度に装飾的にならず、業務の邪魔をしないシンプルさを保つ必要がある

提案内容

打ち合わせスペースは、適度なグリーンやアート性を感じられる要素を用い、クリエイティブな発想を引き出す空間に。また、スタッフルーム（休憩スペース）は、よりリラックス出来るよう、柔らかな印象の小物やフェイクグリーンを選定し、キッチンスペースは、程よくシンプルなラインを保ちつつ、自然素材を意識したディスプレイを取り入れました。部屋ごとに使用目的に応じたディスプレイテーマを持たせ、オフィス全体が単調にならないよう工夫しています。

実施・施工の詳細

壁面／棚：

フェイクグリーンを中心にインテリア小物やアップサイクル素材のオブジェを選定「リラックス」「創造性」「落ち着き」など目的に合わせたアイテムをコーディネート

既存のシンプルな空間の良さを損なわないよう、装飾は最小限ながら印象に残るディテールを追求しました。

成果と反響

• 施工後、関電不動産開発様からは「各部屋の雰囲気が柔らかくなり、訪問されたお客様からも好印象をいただいている」「スタッフのリラックス度が上がり、自然に会話が生まれるようになった」 との声

• また、この施工がきっかけで他拠点のオフィス空間へのディスプレイ相談にも波及