ニューヨークのアトリエを再構築―2Fリノベーションで叶えた“空気感と感性”の共存
-クラシック&モダーンを演出、1階店舗のインダストリアルデザイン とは一味違うリッチな空間―店舗設計デザイン-
|LAZO hair salon 2F|
美容室における2階フロアは、往々にして「倉庫的な後回し空間」になりがちです。しかし、感性を重視するサロンブランディングにおいては、上下階で“世界観の変化”を設計することが価値になります。LAZO hair salon では、1Fに続く2Fリノベーションを通じて二ューヨークのアトリエのような空気感を表現。インクロッチェは、抜け感・素材感・アート感を備えた2F施術空間を設計・施工しました。
物件概要
物件名|美容室LAZO 2階リノベーション
場所|大阪府堺市
クライアント|株式会社作願
デザイン|インクロッチェ株式会社
ディスプレイ|インクロッチェ株式会社
依頼内容|2F施術空間の内装設計/什器設計/素材ディスプレイ
担当エリア|2F全体(カットエリア・カラー調合室・バックヤード)
施工箇所|内装/什器/照明含む全面
施工期間|2017年
物件詳細
詳細と空間コンセプト
2Fのキーワードは「クラシックスタイルモダンのアトリエ」。ニューヨークの古いビルの一室で、アーティストが静かに作品をつくっているような—そんな創造的で余白のある空間を、美容室として成立させることがコンセプトでした。
インテリアコンセプトにおける課題
天井高や構造が限られる2Fで、“開放感と抜け”をどう出すか
1Fとの世界観の連続性と、“あえての違い”をどう演出するか
手仕事感やラフさを出しながら、高い清潔感を保つ難しさ
提案内容
室内全体を“クラシックスタイルマテリアルで構成し、壁面には渋ゴールド色系のクロス、それらを強調するデコスタイルのフレーム、そして天井部にはクラシックな装飾を配置しました。その他の空間にも同素材をベースに各所現代アート作品を施すと、〇〇風の枠に止まらないふたつと無い空間となりました。
実施・施工の詳細
施術エリア:クラシックマテリアルを感じる素材で構成
照明演出:昼は自然光、夜はグレアカット照明で“静寂なアトリエ感”を演出
床仕上げ:塩ビタイルでモザイクを構成
造作什器:クラシックとモダンの融合什器
成果と反響
スタッフからは「まるでNYのスタジオに来たみたい」「落ち着く空間でお洒落」との声
オーナーやスタッフからも「1Fと違う空気で施術が新鮮」とのフィードバック
2Fのリノベーション後、顧客単価が上昇し、カラーメニュー中心の予約が増加
「世界観 × 集客力」の空間づくり、
はじめてみませんか?
本物素材とアップサイクルで空間の個性を引き出す
インクロッチェは、商業施設・オフィス・公共空間など多様な現場で、空間演出をご提案しています。同様の空間ブランディングをご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。