大阪の魅力をメイド・イン・ジャパンで発信

-インバウンド対応スーベニアコーナーの売り場演出-

|クロスホテル大阪|

訪日観光客が年々増加する中、多くのホテルが抱える共通の悩みがあります。「どのように“日本らしさ”を表現し、印象的な購買体験を提供できるか」安易な和風モチーフでは記憶にも残らず、商品の魅力すら伝わらない─。そんな中、クロスホテル大阪では「メイド・イン・ジャパンの魅力を体感できる売り場空間」の実現に挑戦。什器デザインとスタイリングの工夫により、売場全体が“日本のクラフト感”を放つ演出空間となり、訪日観光客の滞在満足度を高めました。インクロッチェは、これまでも多数の商業施設で「地域らしさ×本物素材」の演出により、売上や回遊性の向上を実現しています。

物件概要

物件名|クロスホテル大阪

場所|大阪府大阪市中央区

クライアント|クロスホテル大阪

デザイン|インクロッチェ株式会社

ディスプレイ|インクロッチェ株式会社

依頼内容|スーベニアコーナー什器設計/スタイリング

担当エリア|1Fロビー/スーベニア売場

施工箇所|既存柱周り/売場什器周辺

施工期間|2013年

物件詳細

詳細と空間コンセプト

訪日観光客の増加に伴い、クロスホテル大阪ではホテル1階に日本の魅力を伝えるスーベニア売場を新設。「メイド・イン・ジャパンを五感で感じられる空間」という明確な方向性のもと、既存の構造を活かしながら新しい売場体験を創出することが求められました。


インテリアコンセプトにおける課題

  • 既存柱を含めた空間全体に、日本らしさとクラフト感をどう調和させるか

  • 和風すぎず、しかし確実に“日本製”の価値を伝えられる仕上がりが必要

  • 限られたスペース内で商品を魅力的に見せ、購買意欲を高めるゾーニングや什器設計が重要


提案内容

ホテルエントランスが持つモダンスタイルに調和する和式インテリアの「木の温もりと構造美による日本的美意識」をキーワードに、什器とスタイリングを提案。既存柱を取り囲む形でオリジナル什器を造作し、木の質感を活かしたオリジナル陳列台や壁面什器を設計しました。また、商品陳列に関しても、ホテル側が選定したアイテムに最適なレイアウトを追求し、VMDからの観点で重心バランス・配色・視認性に配慮したスタイリングを提案しました。


実施・施工の詳細

什器デザイン:無垢材で素材感を持たせ、一部に伝統技術の“ちぎり”を施した日本ならではの手法を採用

既存柱周辺:和の建築様式を彷彿とさせる造形で囲い込み、「場」としての象徴性を強調

陳列什器:各商品のサイズやパッケージに合わせて寸法をカスタム。陳列時の見栄えと取りやすさを両立

商品スタイリング:季節感と視覚的リズムを演出するために、高低差や素材感の異なる小道具を使用したディスプレイを演出

成果と反響

  • インバウンド客から「日本のものをセンス良く選びやすい」と高評価

  • クロスホテル内のブランド体験の一部として、売り場がフォトスポット化


「世界観 × 集客力」の空間づくり、
はじめてみませんか?

本物素材とアップサイクルで空間の個性を引き出す
インクロッチェは、商業施設・オフィス・公共空間など多様な現場で、空間演出をご提案しています。同様の空間ブランディングをご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。


前へ
前へ

のものエキュート秋葉原店

次へ
次へ

LAZO hair salon 1F