社食堂の空間に抜け感を演出する植栽計画

-多彩なトーンで立体感を生む環境ディスプレイ-

|オフィス カフェテリア|

企業のオフィス環境において、社員が集うカフェテリア(社食堂)は単なる食事の場を超えた、コミュニケーションのハブとなる大切な空間です。しかし、よくあるオフィスの社食堂は「無機質」「画一的」「落ち着かない」…。 空間に個性や心地よさをうまく取り入れられず、結果として滞在時間が短くなってしまうケースも多いのではないでしょうか。インクロッチェは、これまでに商業施設やオフィス空間で培った空間演出の知見を活かし、同様の課題を抱える多くのプロジェクトで「居心地の良さ」や「個性の表現」に寄与してきました。

物件概要

物件名|オフィス カフェテリア

場所|大阪府大阪市

クライアント|株式会社船場

デザイン|株式会社船場

ディスプレイ|インクロッチェ株式会社

依頼内容|社食堂エリア植栽計画/製作/施工

担当エリア|オフィス共用部カフェテリアゾーン

施工箇所|社食堂(オフィスカフェテリア)

施工期間|2025年

物件詳細

詳細と空間コンセプト

大阪のビル内にあるオフィスに新設された社食堂(カフェテリア)空間における植栽計画。カフェテリア自体の空間デザインは既に完成されており、シンプルで洗練されたオフィス空間に「グリーンの抜け感」をプラスし、リフレッシュや自然を感じる癒しをもたらすことが今回のテーマでした。


インテリアコンセプトにおける課題

  • 「抜け感のある、風通しの良い植栽」をテーマとする

  • 画一的なトーンにまとめず、立体感や奥行きが感じられる構成にする

  • よく見られるグリーン装飾の失敗例として、同じグリーンばかりで単調になってしまい、結果的に植栽が「置いてあるだけ」に見えてしまう問題の解消


提案内容

インクロッチェでは、ナショナルトラストの理念を基本に捉え、自然の森林領域をあるがままの姿で再現する計画を提案し、グリーン装飾に過度に手を加えず、華美な装飾も避けて自然本来の姿を可能な限り具現化することを目指しました。

クライアントから頂いたイメージボードを起点に、現地の光環境や動線計画を考慮しながら、具体的な樹種・サイズを提案しました。


実施・施工の詳細

構成:抜け感を保ちながらも奥行きが感じられる植栽の配置構成を実施

造花(グリーン):同系統のトーンを使いながらも複数の色味と高低差をつけることで深みと調和を演出

プランターエリア:多色使いのグリーンや抜け感を感じられる中低木をバランスよく配置

全体的な仕上がりは「環境の質を高める一部」として空間全体に馴染む植栽計画を実現

成果と反響

  • 社内のカフェテリア利用者からは「オフィス内とは思えないリラックス感がある」「緑に囲まれて会話が弾む」といった声が上がり、コミュニケーションの場としての機能がより活性化したと高評価

  • この実績をきっかけに、同様のオフィスグリーン計画やカフェスペースの演出依頼も複数あり


「世界観 × 集客力」の空間づくり、
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本物素材とアップサイクルで空間の個性を引き出す
インクロッチェは、商業施設・オフィス・公共空間など多様な現場で、空間演出をご提案しています。同様の空間ブランディングをご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。


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